2019/05/02 Future Impact I.

常々シンセベースの音を出してみたいという欲求があり、Youtubeの試奏動画などを見てずっとシンセベースエフェクターを探していた。

その中でピンときたのが好きなベーシストのHenrik Linderが弾いていたSource Audioが出しているエフェクターだった。https://www.youtube.com/watch?v=h16R_i087vw
踏ん切りがつかずこれにしようかしばらく考えていて、その間にもアナログのエフェクターの組み合わせでシンセベースぽい音が出せないか試していたが、自分の技量では思うように作れず断念してしまった。

Janek GwizdalaやSnarky PuppyのMicheal Leagueなどは恐らくシンプルなエフェクターの組み合わせでもとても魅力的な音を作っていると思うのだが自分でやってみようとするとかなり難しい。

ベーシックなシンセベースサウンドとしてBossのオクターバーOC-2,OC-3などを基本に作っているケースが多いと思うが誤作動が多く感じられることと(多分に自分のミュートの甘さもあるが)、E弦、B弦での音がなかなか使えるところまでいかなかった。

そんな時に新製品レビューの記事でFuture Impact I.を見て直感的にイイと感じ、次エフェクターを買う時はこれだと思った。このFuture Impact I.を知って後追いでAkaiのDeep Impactの事も知ったのだがさすが名器と呼ばれるインスピレーションを刺激する音色が多数入っている。

Future Impact I.

実際にFuture Impact I.を使ってみて、まだEditor機能まで使用していないがこれを使うと自分が出したい音色がほぼ出せるのでは無いかと1回目の使用で思ってしまった。

音色の豊富さや、誤作動の少なさもあるが、なにより想像を刺激する音色に凄く魅力を感じた。既にデフォルトで入っている音は今までに聞いたあの曲のあのベースの音に似ていると感じるものも多く、そこをEditorで調整するとかなり理想に近づけそう。中にはかなり過激な音もあるがユーモアや音楽的なものを感じるので使っていてとても楽しい。

あとはヘッドホンで音色を聞いた時凄くクリアな音だったのも印象的だった。別にこのFuture Impact I.の使い方で思ったのがEditor機能を使って恐らくシンプルなエンヴェローブフィルターやオクターブ、コーラスなどの単一の音も出す事ができるはずなので、そうすると一台で複数の役割をこなせそう。

「すごく魅力的なもの」というのは想像力を刺激してくれるものだと思うのですが、それがあるFuture Impact I.。今後かなり使い込んでいきたいと思わせるアイテムだった。

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