合宿もついに最終日に。合宿は1日目が長く感じるが2日目、3日目はあっという間に時間が過ぎる。
今回は3曲ぐらいを3日間繰り返しやっているのでプレイのボキャブラリーが試される。

今回とても興味深かったことが一つ。ベースの参加者が持ち込んでいたPhil Jones Bass のヘッドD-600とキャビネットC8の組み合わせと僕のアンプを色々入れ替えて試してみた結果PJBのサウンドの傾向が見えてきて面白かった。
Bass Cub Proをはじめ今までPJB製品を数々購入して見えてきた傾向が音がミドル帯にギュッと凝縮されている一方ハイのギラッとした感じが出にくい。所謂ドンシャリなサウンドを出したい人には合わないメーカーだと思う。Andrew GoucheがPJPを使うことは一生無さそう。
今回C8のキャビにTecampのPuma1000を繋いでみたところピラニアスピーカーの影響か明らかにコーラスをかけているようなサウンドなったのは興味深かった。ちなみにD-600とC8の組み合わせはいつもの音のイメージとかけ離れていすぎていて普段のフレーズが弾けないぐらいだったがヘッドをPuma1000に変えると見違えるように弾きやすくなるから不思議だ。
その他D-600にEpifani D.I.S.T 210のキャビの組み合わせでは音量が同じでもTecampと比べると高音域が特に顕著に解像度が落ちる。これは出力の差があると思うので叶うならPJBヘッドのフラッグシップモデルM-500(一度M-500を試させていただいたときはとてもいい音だった)と比較してみたい。
3日目のお昼はカレーを食べて仕上げのファイナルセッションに移る。

今回の合宿は各自の熱量が高く非常に充実していた。
